2010年10月10日日曜日

大人よ、もっと遊ぼう!

最近思うこと。それは、大人はもっと遊んでいい! ということです。

家族や仕事で毎日精一杯・一生懸命頑張って自分のことは後回しになりがちな人、逆に何となく毎日が停滞している人、どちらのタイプにも天使は「もっと我儘になってごらん。何かワクワクすること、好きなことをやってごらん!」とよく伝えてきます。

大人になると私達は「面白そう」と思ったこともいざ実行となるとためらったり、諦めたりしがちになりますよね。「以前やってみたけれど出来なかった、ピンとこなかった」「お金が」「時間が」「家族がなんて言うか」「私のイメージじゃないから」「突飛すぎるから」「やってみてつまらなかったらガッカリ」「外に出るのが億劫」「人に会うのが恐い」「以前それに関係することで失敗したのがトラウマ」などなど、出来ない理由、気が乗らない理由を挙げだしたらもうキリが無いって感じになっていきます。

年齢を重ねたことでいろんな経験を積み、自分の得意不得意や好き嫌いもある程度わかってくると、どうしても、馴染みのものからはみ出すことに億劫になってしまいがちです。
でもこの状態でいると、好奇心のアンテナが鈍ってきます。好奇心のアンテナが鈍ると、生きることが、つまらなくなってきやすいんです。そして心配や悲観のスパイラルにはまっていってしまいます。

「洋裁をやってみたい。でも私は手先が不器用だから」「絵をやりたい。でも絵描きになる訳でもないのにデッサン教室に通うなんてヘンでしょ!?」「ダンスをやりたいけどこの体型で・・・」「唄をうたいたい。昔は唄うのが好きだったけど、親にヘタだと言われて唄う気が失せた」などなど、やってみたいものは浮かぶけれど、でも・・・という状態になりやすいようです。

習い事じゃなくても、「本当は時々女の子っぽい服も着てみたいな~と思うんだけれど、いつもジーンズにTシャツなので恥ずかしい」「この間家に帰ってきてから猛烈にパンケーキが焼きたくなって深夜に焼いてしまったけど、やった後大人げないと落ち込んだ」などなど、ちょっと興味はあるけど私のイメージじゃないし・・とか、大人としてふさわしい振る舞いじゃないし・・と思ったり、とにかくいろんなことで自分に制限をかけたり罪悪感を抱いたりしやすいんですね、大人になると。

でも、やってみたいならやったほうがいいんです。チャレンジした&我儘になった自分を褒めてあげてください。勿論、失敗したり、期待したような結果にはならないかも知れません。でも、その時「ホラねやっぱり私には出来ないのよ・・・」と思って落ち込まないでください。出来ないことすら良い刺激として、いっそ面白がるのです。「出来なくて面白ぇ!」って思うんです(笑)。

それは、やらなかったら決して味わえなかった刺激なのは間違いありませんし、そもそも最初からパーフェクトに出来るものなんてあまりありません。
・・・でも、もしかしたら、チャンレンジすると最初からびっくりするほど出来ちゃうこともあるかも知れません。こういう「予想がつかない」ことを、嫌がるのではなく楽しんで、自分に許可してあげるのです。
そして続けてやってみたいと思うなら、コツコツ続ければいいし、面白くないと思ったらやめたらいいんです。こんなことやっていてはいけないと思ってやめるのではなく、つまらないからやめる。やりたいからやるし、面白くないからやめる。そんな時間や体験を少しでもいいから自分にプレゼントしていくことで、毎日が変わっていくと思います。

もし、それでも「何か足りない」という思いが拭えないとしたら!? その場合は、あなたにとって最も喜びをもたらす奉仕の道は何か・・・について考える必要があります。でもそれはまた別の機会に。