2010年9月9日木曜日

静かな更新の時間

「こうすれば絶対こうなる」という明確な答えが無いもの(たとえばカウンセリングや人間心理など)や、オーラなどのエネルギー、天使といった物質としての形を持たないスピリチャルなものと取り組むことは、奥が深く神秘的、そして私達に感動的な体験や深遠な気づきも与えてくれますが、時に失敗(のように自分が感じた出来事)や批判を受けて疑いの気持ちが出てきたり、確信が持てなくなってしまったり、急に恐れの感情が出てきて立ち止まってしまうこともあると思います。

また、ハイアーセルフに従った見方や考え方を知り、意識やものの見方が拡大し、喜びや感謝の思いで打ち震えるような日々のあと、再び「ネガティブキングダムの女王」な自分がどんどん湧き出てきて、困惑してしまったり。
他にはエネルギーヒーリングやチャネリングを学ぶと、今まで知らなかった大量の光が通る体験をするので、それまで普通だった「普段の生活」がとても味気ない、つまらない、虚しいものに感じられたりすることもあります(そういえば、映画「アバター」を観て日常の世界に戻りたくなくなる人がいる・・というニュースが話題になったりしましたが)。

これらは私の個人的な体験から凄く自然なこと、潮の満ち干きのようにサイクルの一環として当たり前に起こってくることだと感じています。

意識が大きく拡大するような体験のあと、自分が感じたパワフルな可能性と、実際の現実の落差を前に、欠けているもののほうを今度は強く見てしまう。新しい自分と、変化を恐れる古い自分との葛藤が起こる。

でも、これはいけないことではなく、その人が変容の最中にいる証拠であり、とても美しいものだと思います。

停止しているor停滞しているように感じられる時も、実際は着々と更新が行われている。新しい価値観と古い価値観の真の統合が起きている重要な時なのだと思います。現実を変えていく必要が出てくるかも知れません。
この繰り返しで、少しずつ落ち込んでいる期間が短くなってくる。干きの時期にもたくさんの光に包まれるようになる。そして
再び満ちるサイクルに入った時、以前より、よりたくさんの光を根づかせることが出来るようになっているでしょう。