2010年8月7日土曜日

甘やかす訳ではない

天使はとても優しくて、愛の存在ですが、それは「都合の良いことばかり言って甘やかす」というのとはちょっと違います。
彼らの願いは私達が幸せになることです。そのために目を背けていた問題に目を向ける必要があったり受け入れ難い考えを受容していく必要があるなら、そのような内容を彼らは伝えてきます。
それはちょっと痛いアドバイスかも知れません。でも、問題に目隠しして甘やかしたって、本当に幸せにはなれないからなのです。
現実問題でも、カード破産するまで浪費している人に厳しいことを言うか言わないか。どちらが真の優しさかはわかりますよね、それと同じです。

天使の眼には、全ての魂は例外なく、成長のために一生懸命頑張っていると見えているようです。なので自分が「あの人はどうしてああなの?」と思ってしまうような人物に対しても、慈悲と愛情を向けています。彼らのアドバイスは人同士のつきあいより遥かに成長を強いられるところもあります。憎い相手にも愛の眼で見ることを促してきますから。
天使があなたと誰かを比べてあなたの優越性を述べたり、相手を批判したりということはありえません。逆に言えばあなたが何を考え、どんな失敗(に見えるようなこと)をしたとしても、彼らは愛想を尽かしたりしないのです。

人間の誰かに自分の怒りや不平不満をぶちまけて得られるカタルシスは、一時的にはスッとしてもそれを繰り返していると、かえって天井に厚い蓋がかかってしまったような苦しさが出てきます。天使のものの見方を知ると、その蓋を開くのが愛と許しであるということがよくわかります。 そして、それこそが真の解決策でもあることも。

それは人間には時に辛いこともあるので、人同士の付き合いもしっかりしながら(ぶっちゃけトークってやつです)、天使の愛の眼も受け入れることが出来るようになれると、ベストだな~と思ったりします。