その後『ヒアアフター』は観ました。感想としては、(イーストウッド神に盾つく気は全くありませんが 笑)ちょっと気になる点はありましたが、死後の世界をテーマにしたものは『ラブリーボーン』もありましたし、それから昨年は『ツリー・オブ・ライフ』なんて映画もあって、最近のハリウッド映画は、こういうスピリチュアルだったり、死後の世界とか、あと秘密結社的なものを題材にした映画などは実はかなり流行っているんだなと思います。
ダーレン・アロノフスキー、クリストファー・ノーランなど今ハリウッドを率先している才能ある監督は皆精神世界的なテーマを(無自覚にかも知れませんが)扱っていると思います。
今日ご紹介するのは、日本ではDVDスルーになった未公開映画なのですが、サンダンス・フィルム・フェスティバル2011の審査員特別賞を受賞したことなどから国内でも一部で話題になっていた『アナザー・プラネット』という映画です。DVDで借りることができます。
この映画のことを思い出したのは、下で紹介した高羽そらさんの本のなかで、高羽さんが体外離脱のなかで、別の人生を送っている自分がいる世界に紛れ込むパラレルワールド的な体験をしたことを書いていらっしゃったからです。
この映画も、ある日突然、太陽の向こう側から「もうひとつの地球」があらわれ、そこにはどうやら「この地球」と同じように人間も住んでいるようで、なぜこういうことが起こったのか、これからどうなるのか…と人類がパニック状態になるんですね。なぜ原題の『アナザー・アース』のままDVDにならなかったのか謎です。
それにしても、先日久しぶりにロバート・ゼメキスの『コンタクト』を観たんですけど、スピリチュアルという点でこれ以上のガチムービーはなかなか無いと改めて思いました。未見の方は是非。