いろいろな人を観察していて思うのは、自分のやりたい事が比較的出来ていて、パワフルな人生を送っている人、そして周囲にもポジティブな影響を与えている人の多くは、「比較分離に時間を費やしていない」という共通点があるようだということです。
自分が「何をやりたいか、どうしたいか、どうありたいか」という基本軸を立てたら、そこにエネルギーを集中している。決して頑なになって「まわりを見ない」のではなく、ただ自分のやることに集中していて、そのことに概ね満足しているので、まわりを見る時にも余裕があるし、適切な柔軟さと距離を保つことが出来ている。距離を保てるから頭の中がクリアであることが多く、そのぶん直感も鋭くなる。
いつも不思議な明るさと穏やかさに包まれていて、「この人は何がが違うな～」と感じる人を観察していると、誰かや何かと自分を比べて、批判したり批評したり優越感を抱いたり自信をなくしたりということに、時間を使っていないことに気づきました。
これは本当に大事なことです。なのに私たちはついつい、自分と色々なものを比べたりあれこれ考えたりしてしまう。
でも「エネルギーは意図したところに流れる」ということ、「どこにエネルギーを注ぐのか」ということを考えた時、彼らのような人達を見ていると、学ぶところがたくさんあるのです。
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