天使は人間の未来について語るか（注：人類の、ではなく、私の経験からくる個人個人の未来のことについてです）。 私の経験では・・ですが、大体において、天使たちは未来について語る時に慎重であると感じています。それは彼らが私たちの霊的成長のサポートを第一に考える存在であり、だからこそ、人間の意思の力（選択の力）が未来を左右するというあり方を、彼らは奪わないのだと思います。
天使が答えや未来をはっきりと告げる、比較的細かいところまで伝えてくる時は、そうすることが人間の霊的成長を早めると彼らが感じたからであり、人間側は告げられることで、時には衝撃もありますが、むしろ確信や再認識（「やはりそうだったか」）を得ることが多いようです。
自分で答えや道を探して欲しい時は（なぜなら、そこに霊的成長のきっかけがあるから）、どんなに人間側が悩んでいても、事細かに未来を伝えたりはしないようです。そういう時は、「今はどうしたらいいか」「まずどうすればいいか」というアドバイスを伝えてきます。ドリーンさんも、「導きはひとつひとつ与えられます」とよく書いていますよね。
たとえとして、こんなふうに考えてみたらいかがでしょうか。あなたが心から信頼を寄せる、優しくて賢い親友がいるとします。その親友は明らかにあなたよりいろいろなことがわかっていて、でもそれをひけらかしたりしない、とても穏やかで温かい人です。
その親友に、「私はこれからどうしたらいいのかな」と打ち明けたら、その親友は「あなたの」未来を事細かに語ったりすると思いますか。誠実な心優しい友なら、「君が本当に望むことをやればいいんだよ」と伝えてくるのではないでしょうか。天使もそのような態度をとることがあるのです。
また、時に天使と歩む道には、信頼というレッスンが起こることがあります。天使が「右」と言ったら、思いきって右に曲がるのです。その結果は勿論、自己（人間側の）責任です。でも「なぜ右なんですか!? 教えてくれなきゃ怖くて右に曲がれません」と言っていたら、いつまでたっても物事が動かないことがあるんです。繋がりを強めるために、直感を磨き、恐れを捨てていかなくてはいけないのですね。
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