2012年11月28日水曜日

アルケミスト―夢を旅した少年

『アルケミスト―夢を旅した少年』
田舎の小さな書店でもみつかるくらい有名で、多少なりとも精神世界に関心がある人なら既に読んでいる人が多い、パウロ・コエーリョの「アルケミスト―夢を旅した少年」。
私ももう何年も前に一度読んでいますが、最近もしかしたら7~8年ぶりくらいに再読しました。ボリュームとしては中編なので、1日あれば読み終えることができると思います。

正直言うと、昔読んだ時は好きになれませんでした。「意図が見え見えの、啓蒙くさい本」という感想しかなかったです^_^;


パウロ・コエーリョの他の著作もいくつか読んだけれど、どれも同じような印象しかなく、私は彼の本に感動するには皮肉屋すぎるんだなと思いました(今思うと浅知恵のまま心を閉ざしていただけ。少なくとも「アルケミスト」に関しては)。


でも今回改めて読んだら、(この年月で私も多少は悔い改めたのか・・・)砂に水がすーっと浸透するように素直に読むことが出来、とても良い本だと思いました。そして、寓話に近い形をとったこのスピリチュアルな成長物語は、新しい時代に向けてますます真実味を帯びてきていると感じました。


この少年のように生きることでしか、心からの満足は得られない時代になってきていると感じます。物語のなかには、少年のように生きようとしない人達が何人か出てきます。かつてはそのように生きても、茫漠と守られていることが可能な時代でしたが、これからはそうはいかないのではと思います。


今このブログを読んでいる方で何かを手放そうとしているor手放した人がいるなら、かわりに手に入れたいと思っているものがきっとあると思います。


そして、その「手に入れたいもの」が今よりもう少し楽な環境、楽な人間関係、楽な仕事…というだけなら、もうそれは手に入らない時代かも知れない。


でも、これを機に本当に新たなスタート、新たな人生の始まりが来たと思い、自分をしっかり見つめ、自分の運命を生ききる覚悟があれば、素晴らしい時代になっていくのではないでしょうか。


それは楽なことではない。誰かから与えられた地図を捨て、この本に書かれている「おまえが何かを心から望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるんだよ」という言葉を信じ、「初心者のつき」の後苦しんだり悩んだりしながら、それでもやはり助けはくることを知り、前兆を地図がわりに生きていくのだから。

でもこれ以外の生き方があるんだろうか!? という時代に変わっていくように思います。

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