雑誌などには、自分の好きな仕事やライフスタイルを見出した人達の記事がよく載っていて、彼・彼女達の人生は、いかにも幸せで充実しているように感じられますが（内情は勿論、色々だとは思いますが）、
もしこの状態がその人の現時点においての「完成」の段階にあるのなら、きっとそのうちその人は、今の幸せに飽きてしまって、何か他のことを始めたくなるか、他の何かを人生に引き寄せることを、願い出すだろうと私は思います。
どんなことが自分の適職か、適性、使命は何なのか、考える人は少なくないと思います。私もずっと、そのことを考えて生きてきました。
でも最近は、自分の変化（成長）に合わせて生き方をシフトできる勇気を持ち続けることのほうが、自分にとっては大切で、時に難しくもあり、人々を見ていく時も、そこにフォーカスすることが大きな関心になってきています。
私はこの仕事が好きですが、得意な仕事と感じているかというと決してそうでもなく、今でも「どうしてこんなこと自分はやっているんだ!?」と思うことがよくあります。
他に「好きなこと」や「得意なこと」も、多分自分にはあるだろうと思います。
でも、好きであると同時に自分が成長し、人に強く働きかける・何かを分かち合うことが出来る可能性があり、なおかつチャレンジの要素があるものは、今のところ他にみつかっていません。
それに私にとって今やっていることが「得意なこと」なら、そもそも私はこれをやろうと思わなかっただろうと思います。得意なこと＝やりたいこととは限らない。得意と感じないからこそ、いつも新鮮な気持ちでチャレンジできるし、頑張り続けるパワーも生まれるんだと思います。
それに勿論、この仕事にはとてつもない喜びと驚嘆のエネルギーもあって、一度その味を知ったら忘れることは確かになかなかできない。私は天使達が大好きです。彼らの楽観的なものの見方、慈悲と理解の視点、彼らの優しい、弾けるような笑いのエネルギーが。だからやっぱり私はこの仕事が好きだし、楽しいと思う。でも、もちろん、試行錯誤もしてる。だから続けられるんだと思ってます。
好きでなかったら、やる意味はない。特に自分を嫌いになるようなことは、絶対にやってはいけない。
自分が好きなことをやる、喜びを感じる生き方を選択することは、どんなに困難でも結局は自分以外の人達も幸せにすると思っています。
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