2012年12月21日金曜日

『クラウド アトラス』

たまにGoogleアナリティクスで自分のブログの閲覧チェックをすると、「スピリチュアル 映画」の検索で私のブログに来られる方が意外に多いことに気づくんですが、今私が注目しているスピリチュアルな映画は『クラウド アトラス』という作品です。

日本公開は来年3月、『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟が、『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクバと共同で監督して撮った3時間近い超大作になっています。 まずは6分近い長さのある予告編をご覧くださいませ。

 
観ての通り、ウォシャウスキー姉弟は今度は輪廻転生をテーマに映画を撮ってます。 今ハリウッドでは輪廻転生とか霊とか無意識とか夢とかスピリチュアルなテーマを扱った映画がかなり撮られていて、クリント・イーストウッドまで『ヒアアフター』という、霊や死後の世界をテーマにした映画を撮りました。

そのせいか『クラウド アトラス』の予告編を観ると、興味深いけど『マトリックス』公開時のような斬新さには欠けるような感じもありますね(既に公開されている欧米での評価は、賛否わかれているようですが)。勿論私は観ますけれど。

しかし『マトリックス』の後にどんな作品を撮るか世界中が注目していたウォシャウスキー姉弟が、やはりこういうスピリチュアルなテーマで3時間近い壮大な映画を撮り、それなりに世界を騒がせることに成功している点は注目に値すると思います。

ハリウッド映画は大衆をターゲットにします。だから人々の無意識が今何を求めているのか、そしてどこにエネルギーが向かっているのかが作品からわかります。好き嫌いはあると思いますがそういう視点でチェックしても結構興味深いジャンルだと思うんですね。



たくさん撮られているタイプの映画、大ヒットした映画は、今人々が無意識で求めているもののツボを押さえている部分があるはずで、特にSFは、マーベル・コミックが娯楽大作として映画化される一方、かつての定番だった宇宙や宇宙人をテーマにしたものは影をひそめ、無意識、時間(軸)、覚醒、スピリット、夢、輪廻など、より人間的な謎を含む部分や哲学的な部分が好まれるようになってきています。私は見逃したんですが『プロメテウス』にもそういう部分があったのかな。

それは、(SF映画の中で描かれてきた)宇宙人や敵という存在が、結局は私達人間の無意識を具現化した存在であったと、人々はいつの間にか気づいたからではないかと思います。

クリストファー・ノーランは『バットマンシリーズ』でもどこか『インセプション』的というか、コミックを題材にしながらも人間の心の中にある善と悪について描いている、人間の夢、無意識のビジョンがゴッサムシティとしてスクリーンに現われてきているような感じがあります。

ウォシャウスキー姉弟は、次回作ではよりSF回帰的な内容の作品を撮るようです。大衆とは飽きっぽく、常に刺激を求めるものだとするなら、それが自然な流れなのでしょう。
新鮮であり続けることは大変なこと。前兆を読むのがうまそうなウォシャウスキー姉弟が撮るのなら、輪郭のぼやけた古臭い映画にはならないんじゃないかな(そうなることを願います)。

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