2012年10月8日月曜日

ソチオリンピックに向けて

久しぶりに趣味のポストを。スポーツ観戦の趣味は無いんですが、フィギュアだけは(楽しんで観ている程度ですが)好きで楽しみにしています。

この3連休、私はテレ東さんで放送してくれたジャパンオープン(JO)、カーニバルオンアイス(CaOI)、メダルウィナーズオープン(MWO)を楽しく観させていただきました。競技の世界も2014年のソチオリンピックに向け、熱が高まってきた感じがありますね。

おそらく表現者として優れたスケーターは、生まれついての繊細で感受性が豊かな芸術家肌の人達だと思います。でもフィギュアスケートは厳しい技術を求められるスポーツの世界でもあり、アスリートとしての天性の素質も求められますよね。

選手としてのピークが20代前半ともいわれる競技の世界で、厳しいトレーニングを続け、台乗りを争い、時には理不尽な体験やもめごと、大きな怪我を体験し、緊張感と過酷な厳しさのなかで、無駄なものをそぎ落とし、結果として精神性を磨いていくことになる選手達。

ふつうの人が一生かかっても出来ないかも知れないことを、あの若さで行っていく。ショーももちろんいいですが、緊迫感のある競技の舞台で、スケーターとして表現者として「最も美しいその人の姿」があらわれてくる様を見ることができた時は、本人の努力が結実した感動と、何か人智を越えた力を感じさせます。

所謂レジェンドと呼ばれる人たちは、もともとの才能&魅力に加え、こういう変容を私達に見せきってくれた人、そういう運命を背負ってきた人たちなのかなぁとも思います。私はプルシェンコは勿論、既に引退していますがヤグディンがとても好きなので、今回MWO、CaOIで観れて嬉しかったです。

そしてJO、CaOIを観て、改めて高橋選手もこの域に達したのかなぁと思いました。彼もとても繊細な人だと思いますが、いろいろな経験を積んで、繊細さはそのままに、不思議な静けさや穏やかさが、ゆるぎない強さとして出てきていると思いました。彼は、マスター・ダイスケになったのかも…(笑)。真央ちゃんも輝きが戻ってきた感じがあるし。

今読んでいる老子に関する本のなかに、高橋選手をふくめオリンピックを目指す選手たちにぴったりの老子の言葉の訳があったので、引用しておきます。

重さは、軽さの根であり、
静けさは、喧騒を治める主である。

だからこそ、
成功を手にする者は
目まぐるしい世界の直中でも
己を持して、乱れない。
贅沢や豊かさの直中でも
心惑わされず、落ち着いていられる。

一国の主が
愚かしく慌てふためいて、何とする?
吹かれるままに揺れ動けば、
己の根を失うばかり。
落ち着きをなくせば、自制の重りは軽くなるばかり。

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